コーポレートサイトのスマホ対応は必須?作り方とあわせて解説!

コーポレートサイトのスマホ対応は必須?作り方とあわせて解説!

企業の情報を発信する公式なコーポレートサイトにおいて、スマホへの対応は欠かせない要素となっています。総務省の調査ではインターネット利用時間の大部分をスマホが占めており、日常的な情報収集に広く使われています。

もはやサイトをスマホから閲覧することが当たり前となっているなか、対応していない場合は時代遅れとなり不利益を被るかもしれません。

本記事では、コーポレートサイトのスマホ対応を進める理由や問題点、具体的な作り方や意識すべきポイントについて詳しく解説します。

コーポレートサイトでスマホ対応が重要な理由

コーポレートサイトでスマホ対応が重要な理由

スマホを通じたインターネットの利用が一般化するなかで、企業のコーポレートサイトのスマホ対応は急速に進んでいます。ここでは普及率の現状とビジネス上の利点について説明します。

スマホユーザーの増加と普及状況

総務省の平成27年通信利用動向調査によると、国内のスマホ普及率はおよそ5割に達しています。さらに10代から30代においては、8割以上が利用している現状があります。

消費者が情報収集に使用するデバイスのなかでもスマホは圧倒的な割合を占め、手軽にアクセスできるツールとして定着しています。コーポレートサイトのスマホ対応はユーザーを取り込むための優先課題です。

企業の対応状況と信頼性の向上

コーポレートサイトをスマホ対応にしている企業は67%となり、前年度から12%増加しました。これは世界主要企業とほぼ同一水準です。

BtoC企業の対応率が高い傾向にありますが、ビジネスシーンで訪問先を確認するケースも増えているためBtoB企業にとっても無関係ではありません。

スマホ未対応のコーポレートサイトが抱える問題点

スマホ未対応のコーポレートサイトが抱える問題点

パソコンでの閲覧を前提に作られたコーポレートサイトをそのままスマホで表示することには、さまざまな不都合が生じます。具体的にどのような問題点があるのかを解説します。

視認性と操作性の悪化による離脱

未対応のサイトは、画面の小さな端末で見ると文字や画像が小さくなり見づらくなります。メニューを押してもページが開かなかったり、リンクが押しづらかったりする不具合が生じることもあります。

その他、指での操作に不向きなサイトは利用者にストレスを与え、早々に見切りをつけられて別のサイトへ移動される可能性が高まります。

また、容量の大きいサイトは読み込みに時間がかかるため、表示の遅さも離脱の要因につながってしまうかもしれません。

検索順位の低下を招くリスク

Googleは2016年に、検索順位の評価基準をスマホ用サイトとするモバイルファーストインデックスを発表しました。これにより、未対応のコーポレートサイトは必然的に検索順位が下がるリスクを抱えます。

検索上位に表示されなければクリック数も減少し、集客に大きなダメージを受けます。現在、パソコンでもスマホでも上位に表示されるのは対応済みのサイトであり、未対応であること自体が損害となり得ます。

コーポレートサイトをスマホ対応にする具体的な方法

コーポレートサイトをスマホ対応にする具体的な方法

専用のサイトを新たに制作しなくても、既存のパソコン用サイトを活用してコーポレートサイトのスマホ対応を進める手法が存在します。代表的な2つの方法を紹介します。

レスポンシブデザインの採用

ブラウザの横幅サイズを基準にして、画面サイズに適したレイアウトに自動調整して表示を切り替える手法です。パソコンやタブレット、スマホのどれから見ても最適なデザインで閲覧できます。

一つのURLで管理できるため運用が簡単であり、Googleの評価でもSEO効果が期待できます。別々のサイトを作る必要がないためコスト削減にも繋がり、スマホ対応の主流として採用する企業が増加しています。

変換サービスの利用

パソコン用のサイトをそのままスマホに適したサイトへと変換してくれる業者のサービスです。スマホに表示されるコーポレートサイトのデザインを自由に設定できるものや、全携帯キャリアや全機種に対応できるものなど、業者によって内容は多岐にわたります。

管理画面から直接編集できる機能を持つサービスもあるため、自社に最適な業者を選ぶと良いでしょう。

ユーザー体験を向上させるレイアウトと操作性の設計

ユーザー体験を向上させるレイアウトと操作性の設計

単に対応手法を取り入れるだけでなく、スマホ特有の利用シーンを意識して、快適に操作できる設計を考えることが重要です。ユーザー体験を高めるためのポイントを解説します。

タップ領域の確保と簡潔なナビゲーション

指で操作するという特性上、ボタンやリンクがタップしやすいサイズと間隔で設計されていることが求められます。最低でも48px以上の大きさを確保し、間隔を広めに取ることが大切です。

画面下部など指が届きやすい位置にボタンを配置する工夫も効果的です。また、ナビゲーションは主要な情報だけを表示するように絞り込み、ハンバーガーメニューやパンくずリストを取り入れることで、直感的に操作しやすくなります。

縦スクロールの最適化とコンテンツ構成

縦スクロールが主な操作方法となるため、画面を効果的に活用した情報の配置が鍵となります。最初に目にするファーストビューには、サービスの概要やCTAボタンなど最も重要な情報を配置します。

情報を1画面に詰め込まず、セクションごとに余白を設けながら段階的に配置することで閲覧体験がスムーズになります。続きを読むボタンを活用する手法も有効です。

テキストは長文を避け、シンプルでわかりやすい表現を心がけましょう。

スマホサイトの表示速度改善とSEO対策

スマホサイトの表示速度改善とSEO対策

訪問者の満足度を高め、検索エンジンからの評価を向上させるためには、ページの読み込み速度やSEOに特化した対策を講じることが不可欠です。

ページの読み込み速度を最適化する工夫

スマホの回線契約にはデータ通信量の制限が設けられていることが多く、表示スピードは重要な要素です。読み込みが遅いと離脱に繋がるため、高解像度の画像を圧縮して軽量化したり、WebP形式を採用したりすることが効果的です。

また、不要なコードを削除してデータ量を削減することも表示速度の改善に役立ちます。訪問者のデバイスにデータを一時保存するキャッシュを活用することで、スムーズな表示を実現できます。

モバイルファーストインデックスを見据えた対策

スマホ向けのコンテンツを優先的に評価するモバイルファーストインデックスに対応するため、パソコン版とスマホ版の情報に一貫性を持たせることが重要です。スマホ版にも同じ内容を含めなければ、評価が下がる恐れがあります。

また、表示された地図がスクロールできないなどの不具合がないか、機能の相違を確認しておくことが求められます。お問い合わせフォームを設置して意見を拾う環境を作ることも評価向上に繋がります。

【まとめ】時代に沿ったコーポレートサイトの在り方を考える

【まとめ】時代に沿ったコーポレートサイトの在り方を考える

この記事では、コーポレートサイトのスマホ対応について、必要性や対応方法、意識すべきポイントを解説しました。スマホの普及や検索順位の仕様変更により、会社としては対応が必須の状況に立たされています。

未対応による離脱や検索順位低下のリスクを回避するためにも、レスポンシブデザインなどの手法を取り入れ、快適なユーザー体験を提供するサイト設計を進めることが大切です。

スマホ社会の流れに沿い、効果的なコーポレートサイトを構築していくことをおすすめします。